個性派名刺ネットの考える名刺の作り方講座です。
小さな会社や個人事業を想定して書いています。
名刺に「何をどう書くか」、「自分をどうアピールするか」の参考になれば幸いです。
<名刺の作り方講座 内容>
よい名刺って? 名刺に必要な要素 名刺に必要な要素2 名刺裏面の使い方 名刺の文字の書体 名刺の色の選び方 (このページです。)
名刺に限らず、色によって与えるイメージは大きく変わりますね。
名刺も多様化してきており、昔は、白地に黒文字が圧倒的に多かったと思うのですが、近年、色彩豊かな名刺が多くなりましたね。
わたしは、きれいな色彩の名刺をいただくと「おっ」と思います。
色にも気を使って作成して 「きれいな名刺ですね...」 と言われたいものです。
ここでは、名刺に作成するときに使う色を決める上で、役立つ色彩のポイントを紹介します。
■コーポレートカラーを意識する
まず、コーポレートカラーとは、「企業のイメージカラー」のことです。
あなたの会社は「社ロゴ」をお持ちですか?
持っていれば、それに使われている色などがコーポレートカラーであることが多いです。
例えば「IBM」の青やコンビニエンスストアー「ローソン」の青、「ダイエー」のオレンジなんかがそうです。
会社名を聞いて色がなんとなくイメージできますよね。
会社名と、企業のイメージが印象付いていることは、企業の印象付けにも役立っているわけです。
名刺作成時にも、この手を利用しないわけはありません。
基本カラーとしてコーポレートカラーを使っていくと、会社の印象付けに役に立ちます。
作る際には、可能であれば、このコーポレートカラーを厳密に確認できる資料をご用意ください。 あらかじめ、印刷時の数値などで決まっているときはそれを、もしくはロゴを作成したときの「清刷り(きよずり)」があれば、それをスキャンし、実際にパソコンのディスプレイで確認しながら、色味を合わせていきます。
■色のイメージを把握する
「コーポレートカラーなんて特にないよ。」「これから決める。」という場合、会社や製品、サービスにあったイメージから色を決めましょう。
代表的な色のもつイメージと使われている業種を思いつくままに書きました。
色から受けるイメージを把握したうえで、使う色を決めて、会社のイメージに合った色で作成しましょう。
赤 :興奮色、情熱、火、活動的、元気、活力
アミューズメント、自動車、携帯や若者向け製品、最近は飲料にも!
使われ出しました。
青 :知的、理性、冷静、清潔、冷たさ、さわやか、スポーティー
IT関連ソフト・ハード、コンサル、コンビ二、医療など非常に
多くの分野で使われてます。定番です。
緑 :自然、安心、癒し、自然、安全、平和、安らぎ、フレッシュ
健康食品、ホテル、公園、ソフト、官公庁、飲食業など
これも多いですね。
紫 :高貴、優雅、神秘、高貴、気品、神秘的
アパレル、ブランド物、占いやデザイン系などでしょうか。
あまり多くはない気がします。
ちょっと宗教的な印象がありますかね。
ピンク :かわいい、やさしい、甘い、少女
キャラクター、ブライダル、花、サービスなど女性向けが、やはり多い
でしょうか。
黄色 :希望、明るい、無邪気さ、明るさ、軽快、リズム感
おもちゃ、飲食業、情報系、などで使われてます。
この色はやっぱり目立ちますよね。
黄緑 :生命力、若さ、フレッシュ
食料品、アミューズメント、公園、アウトドア。たばこなど
にも使われてます。さわやかさ溢れる色です。
オレンジ :温かい、やさしい、陽気、健康的、カジュアル
食料品、アミューズメント、各種サービスとホントにいろいろな
ところで使われてます。元気なイメージですね。
黒 :重い、暗い、失望
アパレル、バー、劇団、デザイン系などでしょうか。
難しい色ですが、菓子に使ってヒット商品になったのが記憶に新しいです。
あの菓子、ネーミングといい、インパクトありますよね。
灰色 :曖昧、中性、平凡
デザイン系やコンサルなどでしょうか。
センス良く使わないと、それこそ曖昧、平凡になってしまします。
白 :純粋、清潔
このようなイメージも参考に、目的やテーマといった「コンセプト」、及び一番見て欲しいユーザー層(=ターゲット)からもカラーを決めていきます。
■文字の色を決める
文字は、黒を基調にして 2 色程度でまとめましょう。
文字をあまり多彩にするのは落ち着かない印象になるので避けたほうが良いと思います。
基本となる文字に黒よりも薄いグレーを使うと落ち着いた印象になります。
ただし、読みにくくなりますから注意してください。
裏面に掲載する製品紹介など、小さくなる文字は、黒が読みやすいです。
■枠や装飾は淡い色に
デザインも大切ですが、あくまで、主体は文字の情報です。
文字の情報を引き立たせるため、枠やライン、装飾といったデザイン要素は補助色として、文字の色より淡い色 (中間色) を心がけましょう。
■高級イメージの色は?
商品、客層にマッチした調和のとれた色を選びましょう。
どちらかといえば、強い原色より淡い中問色のほうが高級なイメージに結びつきます。
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