個性派名刺ネットの考える名刺の作り方講座です。
小さな会社や個人事業を想定して書いています。
名刺に「何をどう書くか」、「自分をどうアピールするか」の参考になれば幸いです。
<名刺の作り方講座 内容>
よい名刺って? 名刺に必要な要素 (このページです。) 名刺に必要な要素2 名刺裏面の使い方 名刺の文字の書体 名刺の色の選び方
●名刺で与えたいイメージを与えるには
初めてのお客様と会ったときに、まず渡すのは名刺ですよね。
実はこれって、すごく重要なことなんです。
初めて会ったときに、1対1でしっかりお話できて、あなたの印象を植え付けられるケースって少ないですよね。 職業にもよると思いますが、名刺を交換して少し話しするだけというケースがほとんどなのではないでしょうか?
私の場合、話ができればまだ良い方で、ほんとに、名刺を交換しただけというケースも結構あります。 そんなものですから、1週間後に名刺を整理したときには、
「どんな人だったっけ?」ということになります。
つまり、一度しか会ったことのない人のことは、ほとんど覚えていないのです。
当然、覚えていない人に後で連絡しようなんて気にはならないですよね。
これって、すごく、もったいないですね。
せっかくの縁なのですから名刺に少し気を使って、印象に残るようにしたいものです。
こう思っているのは、私だけでないようで、企業経営者の方にアンケートをとったところ、 「印象に残る名刺」、「インパクトのある名刺」、「与えたい印象を与えられる名刺」といったものを求める声が数多くありました。
また、デザインについても自分や会社の感性にあったデザインを求める、「こだわり」が強いありました。 経営者を主体に意見を聞いているので、このような傾向かとは思いますが、これからは、名刺も個性や個としてのアピールを意識したものに移行していくものと思われます。
よくできた名刺を渡すことで、あなたの第一印象がよくなったらうれしいですよね。
そこで、名刺を点検・改善してあなたの第一印象をワンランクアップさせることに役立つ方法を紹介しましょう。
■キャツチフレーズをいれる
あなたの会社のキャッチフレーズや簡単なアピール文を入れましょう。
誰もが知っている大企業だったら必要ありませんが、そうでない場合、少しでも印象にのこるようシンプルなPRをしておくことは大切です。
会社のミッションとか看板商品のこととか、書いておくだけで渡したときの反応は変わります。会社名だけでは、何の会社かも分かりませんから。
■よく使う連絡方法を強調する
お手元にある、名刺を見てください。 他の人のものでいいです。
社名や名前は大きな字ですが、それ以外の情報、電話や FAX の番号がすごく小さな文字で書かれている名刺が、すごく多くありませんか?
あなたのお客様が、一番良く使う連絡方法を、大きな字で表示しておきましょう。
お客様からの連絡は電話が多いよということであれば電話番号を、メールがほとんどであれば、メールアドレスを大きく表示しておいてください。
インターネットビジネスであればURLをどどーんと大きく表示するのもいいですね。
■使ってほしい連絡方法を強調する
こうすることで「この方法で連絡してほしい」という意思表示にもなります。
なるべくメールで連絡してほしいのであれば、メールアドレスを他の連絡方法よりも大きく表示しておくといいでしょう。
逆に、「電話はあまり...」というのであれば、電話番号を他のものより小さく表示しておくといいです。
また、名刺に記載する順番も優先順位によって変えるのがいいと思います。
■できるだけ見やすい大きさで
それから、中高年の方向けのお仕事が多い方は特に注意が必要ですが、小さい字は無視される確率が高いです。
書いてあっても「そんなの知らない」といわれます。(言われました。(笑))
フォントの太さや色にもよりますが、最低でも7ポイント以上必要ではないかと思います。
私もレイアウトを重視するあまり、6ポイントとか5ポイントを使いたくなるのですが、それ位で書いたものを中高年の方に渡すと、目を凝らしたり、めがねをずらしたりされることがよくあります。
若い人にしか渡さない名刺ならかまいませんが、そうでない場合には注意しましょう。
■文字は濃い色を使う
また、同じ大きさの文字でも薄い色を使うと読みにくくなります。
黒よりもグレーのような薄い色を使ったほうが、落ち着いた印象になってイメージが良い場合があるのですが、その分、中高年の方には読みにくくなっていることを頭に入れておいてください。
若い人は特に自分の感覚で判断してしまうので、注意が必要です。
薄い色を使う場合は、大きさや太さで補ってあげるといいと思います。
かといって、すべての文字を大きくすることはレイアウト上難しいと思いますので、優先順位をつけてくださいね。
大切なことや重要なポイントは、中高年の方でも読める大きな文字で濃く書いておきましょう。
■法人の種類よりも社名をアピール
「株式会社個性派名刺商会」という感じで、法人の種類(株式会社、有限会社など)と会社名を同じ大きさで、ずらずらと書かれた名刺がたまにあります。
株式会社であることをアピールしたいならともかく、会社名をアピールするほうが印象に残るでしょう。 法人の種類よりも会社名の文字サイズを大きくしてください。
特に法人の種類が、会社名の前にくる場合には会社の名前が目立たなくなりますので注意が必要です。
■ロゴと会社名は併記
会社のロゴを使うのは印象を良くする上で非常に良いことですね。
意匠が入ることで文字だけだと伝わらないイメージを伝えることができますから。
ただ、あまりにデザイン性が高すぎて会社名が読めなかったり、会社名と気づかないものだと困りものですね。
ロゴを作り直すのも大変でしょうから、この場合は通常の文字による社名とロゴを併記しておくのがいいでしょう。 いずれにしても会社名は、はっきりと見せて印象付けましょう。
■来てもらうなら地図を
事務所やお店に来てもらうことが多いならば地図を入れておきましょう。
住所だけでは場所まではわかりません。
お客様に地図を調べてもらうことのないようにしておいたほうが印象いいですね。
■似顔絵か顔写真を入れる
先にも書きましたが、一度会っただけでは人の顔は憶えられません。
顔と名前が一致するには三度会わないとといわれますよね。
また、普通は、顔がわからない人には連絡しようと思いません。
似顔絵か顔写真をいれてアピールしましょう!
■名刺のウラも使う
裏まで使っている名刺って少ないですね。 なぜでしょうか?
もしかして、印刷費が高いからですか?(汗;)
いただいた名刺をみて、裏面が使ってあっても、英語表記の場合が多いです。
事業内容や商品紹介、自己紹介として趣味なんか載せてもいいんですよ。
結構、話題作りになったりします。きっと親近感が湧くんでしょうね。
「そんなの読まれるはずないよ」と思われるかもしれませんが、そんなの「しか」読まれないものです。
ぜひお試しください。 (別に売り込みではないですよ。)
そういえば、裏面に貼れる小さなシールが最近、流行って?ます。
裏面は会う人や利用目的にあわせて貼りかえるなんて使い方もできますね。
市販のシールも出回ってますので、自分でプリンターを使って作るのもいいのではないでしょうか。
それでは、次に名刺に記載する基本的な要素の注意点について見てみましょう。
→名刺に必要な要素の続きへ
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